こんにちは!らすかるピアノ調律所の岡めぐみです。8、9月もたくさんの調律のご依頼をありがとうございました。活動の様子をご紹介いたします。
まずは、私の所属する多賀城アンサンブルの定期演奏会が8月31日におこなわれました。曲目はドボルザーク交響曲第41番、モーツァルト交響曲41番ほかで、ピアノを使うので朝イチで調律をし、
【↓調律師を探せ!(笑)】

すぐにリハーサルのため楽器(コントラバス)の元へ。この時点でへとへとになっています。昼すぎにリハが終わり急いでドレスに着替え、緊張に震えながらの舞台袖へ、アドレナリン頼りの本番へ!!
もう体力と気力は尽きているはずなのに、本番が一番いい演奏ができるし曲の世界に入って感動に包まれ、演奏しながら涙をこらえていました。ラスト付近はいつまでも弾ける、無敵状態に。終わったあとに感じるのは圧倒的な幸福感、心地よい疲労、開放感。

観にきてくれる方のために、そしてこの素晴らしい音楽を創っている楽団のために弾き切りました。(コンバス隣でご一緒したKさんと記念撮影、色々おしえてくださりありがとうございました)
足を運んでくださった方、感謝いたします。また次回もぜひいらしてください!

こちらは変わって別の演奏会の調律会場での一枚、福島市の音楽堂です。

この日のピアニストは海外の大柄な方でパワーもすごい、曲目も「魔王」「革命のエチュード」「ラカンパネラ」「展覧会の絵」など調律師泣かせのもので、リハーサル後や休憩中も調律を直す直す音律狂う狂う、弦が切れても対応できるように常に臨戦体制という体力仕事でした。しかしこれも私の調律技術を見直すとてもよいきっかけに。
あともっと英語が聞き取れたらスムーズなコミュニケーションが取れるのに、と悔しい思いも残りました。この経験を生かして次も頑張りたいと思います。
このような機会をくださった調律師の仲間のAさん、ありがとうございます!

そして私と娘の今年3回目のピアノ&ヴァイオリン発表会がありました。練習の上手さが100だとすると本番では緊張で30くらいになります。私が弾いたのはシューマンの森の情景より『狩り』。リズムが大変難しかったです。

一般のご家庭のピアノも丁寧に調律・調整。夏ならではのお悩み、湿気で音が出にくいという修理のご依頼も何件かありました。

こちらは仙台市内ホールでおこなわれた演奏会での調律の一コマ。ご依頼くださったK先生、ありがとうございます。

以上、らすかるピアノ調律所の8月9月活動報告でした。
独立してから一年、色々な方の支えがあり活動できており、皆様とのつながりをますます感じる日々です。この場を借りて関わってくださる全ての方に御礼申し上げますとともに、これからもらすかるピアノ調律所をどうぞ宜しくお願いいたします。
去年始めたらすかるピアノ調律所Instagramがおかげさまでフォロワー1850人を超え、年内に2000人に達する予想です。毎週土曜日に動画を更新しております。こちらのほうも応援よろしくお願いいたします。
ピアノ調律師 岡めぐみ