当調律所を開設するにあたり、特にこだわりたい部分であった名刺のデザイン。以前からの知り合いで仙台市在住の画家、前田優光氏に依頼をさせていただいた。私自身も彼の作品のファンであり、自宅にも3点ほど彼の作品が飾ってある。時々眺めては「今日はいつもより鮮やかに見えるなあ」とか「あ!こんなところにも人が描いてあったんだ」などと一丁前に感想を垂れているのである。
以下はリビングに鎮座する去年の作品。
そんな、にわか絵画ファンの私の依頼を前田氏は嫌な顔一つせず快く引き受けてくださり、すぐに作業に取り掛かってくださった。おかげで、当調律所を立ち上げた今年4月末には、仙台らすかるピアノ調律所の名刺が素晴らしく仕上がったのである。
(転載禁止のためロゴを入れてある。)
今までこの名刺を何人かに渡したが、とても好評で、ほぼ100パーセントの人が可愛い!と見入ってしまうこの絵。
ところで皆さんはこの絵の秘密にお気づきだろうか?繊細に塗られた優しい色合いのピアノ、青い鳥・・・次に鍵盤に目がいく。何か、奇妙な印象を受ける鍵盤。ぜひ考えてみていただきたい。
もし隠されている秘密がわかった方は、ピアノ調律師岡まで伝えてもらうと良いことが・・・あるかも。